ビジネスDDの真の目的と内容 コンサルタントに必要なスキル
「低品質なビジネスDD」の原因は、コンサルタントのスキル不足
【ビジネスDDのスキル不足の例】
- ビジネスDDの経験がほとんどない。
- 経営全般を分析できるスキルがない。
- 分析の視点が、自身の得意分野に偏り、トータル(経営全体)で現状把握できないため、戦略でミスリードに陥る。
- 事業全般の中身の「現状把握」ができないため、各機能の問題点や強みを抽出できない。そのため、具体的な戦略構築、具体的施策)を提案できない。
- 問題解決力、ヒアリング力が不足。
- 実行支援のコンサルティング(企業に訪問して行うコンサルティング)のスキル不足(多くの顧客が不満)。
コンサルティングでは多くの顧客が不満
【スキル不足のコンサルタントの対応事例】
当社が企業にコンサルティングに入った際、以前受けたコンサルタントについて様々な不満を聞きます。具体的な事例をいくつかご紹介します。
当社が企業にコンサルティングに入った際、以前受けたコンサルタントについて様々な不満を聞きます。具体的な事例をいくつかご紹介します。
- 口頭での指示のみで何もしてくれない。
- ヒントしか言わないので、何をすればいいのかがわからない。
- 具体的な提案(答え)を出してくれない。答えを出すのは社長の役割であると主張し、「どうすればいいのか?」という質問に「それを考えるのは社長でしょ」と回答する。
- 提案が机上論(教科書通り)で具体性がないので行動できない。
- 他社の成功事例を当てはめるのみだが、その会社と当社とは事業内容・商品・顧客もまったく違うので参考にならない。
- 『こうするべき』という理想論のみで、具体的なアクションが取れない。
- 口はうまく、知識のひけらかしで、賢く見せるのは得意で、報酬も高額であるが、結局何も変わらない。
- ミスリードにより経営悪化させても責任を取らず、すべて会社側の責任に転嫁する。
ビジネスDDの真の目的と、その内容
【ビジネスDDの内容と、真の目的】
【ビジネスDD(事業調査報告書)に必要な要素】
- 対象企業の経営や組織、営業・販売や製造など、事業の各機能で問題がないか、そして強みがどこにあるかを確認して、事業面のリスクや成長の可能性を探り、買収可否を見極めること。
- また、買収後に具体的な改善策および成長施策を提案することで、買収可否の判断材料を提供し、買収後に早期に正常な経営とシナジー効果を発揮させる支援を行うこと。
【ビジネスDD(事業調査報告書)に必要な要素】
- 企業全体、各機能の詳細の現状把握
- 問題点(原因)、強みの究明
- 今後の戦略と、問題の原因の改善策、強み活用の成長施策(戦術)の提案
高品質なビジネスDDを行うコンサルタント・アドバイザーに必要なスキル
前述の「ビジネスDDの内容と、真の目的」を達成し、「ビジネスDD(事業調査報告書)に必要な要素」を漏れなく高品質に実施するためには、コンサルタントに以下のスキルが必要です。これらのスキルを保有するコンサルタントは極めて少ないのが現状であり、そこが当社の強みです。
【ビジネスDDを行うコンサルタントに必要なスキル】
【ビジネスDDを行うコンサルタントに必要なスキル】
- ビジネスDDのノウハウ
- 実践スキル
- 問題解決力(問題解決思考)
- ヒアリングスキル