中小企業の売上アップとブランディング/「ブランディング」とは何か?

query_builder 2020/06/29
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ブランディング

多くの専門家、ブランド・コンサルが「ブランドとは何か」を理解していない

 「ブランドとは何か?」と聞かれて、的確に答えられるでしょうか。実はこれを端的かつ的確に説明できる人は、実は専門家でも少ないのが現状です。それくらい、ブランドの定義は曖昧なのです。そのため、ブランド構築の手法も確立しておらず、「どうすればブランド力をつけることができるか?」という答えを出せる専門家も極めて少ないのが、ブランディングの実態なのです。

 例えば、中小企業がブランド・コンサルタントに、自社のブランド構築を依頼するとします。しかし、ブランド・コンサルタントの多くは「デザイナー」であるため、自社のロゴを変更したり、商品やカタログ、冊子類のデザインを構築したりするだけです。当然、カタログなどをきれいにするだけでは、会社のブランドは向上しません。そしてブランドと聞くと、大企業のものであるとか、一部の優良企業のものである、という印象を受けてしまうのです。

 そのため、「ブランドとは何か?」という質問をすると、多くの人が、単にシャネルやエルメス、ロレックスなどの「高級ブランド」や、アップル、ソニー、コカコーラ、トヨタなど、有名企業を思い浮かべてしまうのです。


ブランディングには、まずは「ブランドとは何か」を理解すること

 しかし、ブランドとは、決して大企業だけのものでも、一部の優良企業だけのものではありません。中小企業でも小規模事業者でも、ブランド力をつけることは十分に可能です。

 では、中小零細企業がブランド力をつけるにはどうすればいいかというと、まずは、この「ブランドとは何か?」という定義を明確にする必要があります。

 以下にブランドの定義を示します。



【ブランドとは】

  • ・ブランドとは、その企業・商品の「価値イメージ」。
  • ・具体的には、対象となる企業や商品を聞いて、イメージすることがブランドである。
  • ・つまり、会社名・商品名自体がブランドではない。


 例えば、「アップル」という企業があります。そしてブランドとは、「アップル」という名前自体のことではありません。この「アップル」と聞いて、我々消費者(顧客)がイメージする内容こそが、「ブランド」なのです。具体的には、アップルと聞くと、多くの人が、以下のようなイメージを思い浮かべるのではないでしょうか。


【「アップル」と聞いてイメージすること】

・常に最先端の機器を開発する革新的企業

・世界をリードする優良企業

・商品がおしゃれ  


 上記のように、アップルと聞いてイメージする内容こそが、「ブランド」なのです。 自社のブランドを確立するために、まずはこの「ブランドとは何か」をしっかりと理解することが大切です。




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